今までの生活を失うのって怖いよね

 

今までの生活を失うのって怖いですよね。

私もめっちゃ怖いです。

 

でも、これから仕事や会社のことで色んな変化を迎える人がたくさんいると思うのです。

そして、今の生活を失うのが怖くて、いっそ死んでしまいたいと思うときが来るかもしれない。

 

私ももし必要としているものを失ったらどうしようと心配になる人間なのですが、そういう自分に対して必要だなと思う考え方があるので紹介します。

E・フロムという社会心理学者の『持つこととあること』という考え方です。

 

持つこととあること / To Have or To Be?

 

持つこととあることって何じゃねんと言いますと、人間の生き方って『何を持って生きるのか』または『どんな風に生きるのか』の二択だよね、というお話です。

 

邦題は『生きるということ』、原題は『To Have or To Be?』というE・フロムの本があります。

原題を直訳すると『持つか、あるか?』です。

もうちょっと長くすると『何かを持って生きるのか、どんな風に生きるのか?』ですかね

 

何を持っているのか、を自分の根本に置く生き方

 

フロムが著作で説いているのは、自分が何を持っているのかを重視して生きていると、持っているものを失う恐怖がつきまとうね、ということです。

 

私たちは、地位も名誉も仕事もお金も、自分の健康や命さえも、ふいに失う可能性があるからです。

コロナウイルスによって持っているものを失う可能性がかつてなく顕在化しています。

 

一方でずっと前から、持ってるものはいずれ全て失うんだよ、とフロムは説いていました。

じゃあ何でそれでも生きてるの?何もかも失うのになんで生きるの?という問いに対して、生きることの本質は、何を持っているかではなく、どう生きているのかなんだ、という答えを返しています。

 

どんな風に生きるのか、その選択だけは誰にも奪われない。

 

大金持ちの社長もめちゃくちゃ健康で元気な人も、病気だったりコロナだったりで、思い描いていたものとは全く違う人生を歩む可能性は常にあるんですよ。

どんなに幸福そうに思える人も、過去に神様によって大きく運命を変えられたことがあるのかもしれません。

または未来に大きく運命が変わることがあるかもしれません。

 

どんなに頑張っても、人生の何もかもをコントロールすることはできないんですよね。

どれだけ頭がよくても、どれだけ努力家でも、どれだけ善人でもできない。

 

生きていく上で唯一コントロールできるのは、どんな風に生きるのか、どんな風に存在するのか、それだけなのです。

 

どんな風に生きるのか

 

例えばある状況に自分がいたとして、不貞腐れて諦めて自暴自棄になって生きるのか、何かできることを探して前向きに生きていくのか、どっちの態度で生きていくのか。

この選択は完全にその人がどうするか次第なのです。

 

その選択こそが自分にとって一番大切なものなんじゃないかと思います。

何を失ったとしても、自分が生きていく態度だけは自分で決めることができます。

そう思うと未来に対してちょっと腹が据わるような気がします

 

かつてない分からなさに晒されている今、覚えていたいこと

 

今ほど数か月先、数年後の未来が分からないことって中々ないですよ。

そんな中で、何があったとしても、自分が生きていく態度だけは自分で決めることができるんだと忘れずに生きていきたいです。

 

読んでくれてありがとうございます。

ではまた明日。