執着しないようにして生きる。

 

何かに執着すると、思い煩ってしんどくなるんだよなと思います。

何かを手放すことを恐れて、他人の思惑をあれこれ考えたり、分かる筈もない未来のことを心配しなければならなくなります。

 

なので、まぁ、物事の流れに従っていけばいいやと運命や世界の流れに身を任せるような気持ちになれば色々と楽になります。

自分をとりまく状況について、何もかもをコントロールすることはできません。

なので自分ではコントロールできないものについてはある意味諦めてしまって、自分でコントロールできること・一定の時間に対してどういう態度で生きるのかということに注力したほうがいいと考えています。

 

私は昔市役所の職員として働いていました。

公務員という立場は、そこに所属していればある程度の未来は約束されています。

倒産しない会社に所属しているようなものです。福利厚生も充実していて、もし病気やケガがあっても食うに困ることはありません。

 

でもそういう安心のなかで生きてみると、それだけの安心に伴う代償のようなものが確かにあったなと思うのです。

公務員を辞めるという選択肢を取らないだろうことからくる無茶の押し付けであったり。

サボっても一生懸命やってもある程度の待遇が保障されていることからくる、やる気のない人間の大量発生だったり。

 

公務員として働くことには安定も安心もほんの少しのやりがいもあったのですが、私にとってはちょっとずつ心が死んでいくような日々でした。

公務員として働く以外の力を奪われているような感覚で、あの生活を続けたいとはどうしても思えなかったです。

あとはやはり組織の中で生きるのはしんどかった。

 

この人こそ市井のために働いている人だ、という方もたくさんいました。

その一方でその立場の上でとにかく楽しようとするズルい人もいました。

また、立派でもなくズルくもなく、ただあの場所で働くのが向いてないんだろうなという人もいました。

 

幸いにも私は思い切りがよく、ここで働き続けるのは何か違うししんどいと思って辞めることができました。

あの職業に対しての執着がそこまであるわけじゃなかった。

でもここで働くのはしんどいという思いと、この職業を手放しがたいという思いを同時に抱いている人は大変だろうなと思います。

公務員に休職者が多い理由はそういう人が多いからだと思います。

 

どれだけ世間にいいものだと思われているものを手に入れても、それが自分に合わなかったらどうしようもないです。

無理して持っていなくていい。だって自分には合わなかったんだから。

自分にとってそこまでいいものじゃなかったんだから。

 

執着しないということは、私にとって生きていく上で大切な考え方です。

執着するとしんどいことばかりだからですね。

 

もし何かで悩んでいる方がいたら、何かに対する執着をやめてみることをおすすめします。

自分の外にあるものはコントロールできません。

自分の中にあるものだけが自分で決めることができるものです。

 

今日はこのへんで。

また明日お会いしましょう。